メルマガ（メールマガジン）とは、電子メールによって配信されるマガジン（雑誌）のことです。

携帯・スマホ・PC、これらでメールを使われる方は一度はメルマガを購読したことがあるのではないでしょうか。

購読と言っても、メルマガは無料・有料どちらもあります。無料の場合でも「購読する」といいます。

無料の場合、メールアドレスと簡単な情報を登録するだけで配信されるようになります。

＜発行者は様々＞

メルマガ配信を行うのは、企業だけではありません。

個人レベルでも配信されています。

 メルマガを配信するためのツールは無料のものも出回っている為、誰でも簡単に発行者になることができるのです。

＜配信頻度も様々＞

 発行者の意思で配信するペースを設定しています。

その為、毎日送られてくることもあれば、2～3日に一度や月に一度、または不定期など様々です。

＜ビジネスで用いられる＞

企業であれば、自社の扱う商品の宣伝や、個人でお得な豆知識（ノウハウ）を公開し、合間におススメ商品などを紹介するパターンが王道です。

メルマガは、配信側と購読者の距離を縮めてくれる有難い媒体です。

配信する際の設定で、購読者の名前を自動で文章に組み込むこともできます。

「○○さんにおススメの情報です」

「○○さんは、こんな体験ありますか？」

など。

これにより、大勢に向けたメッセージではなく購読者個人に送られているかのような演出が可能となっています。

あくまで「設定」だと解っていても、受け取る側は親近感を持ってしまうから不思議なものです。

＜ステップメールによる完全自動化＞

基本的にメルマガは、集めたリスト（メールアドレスに）一斉送信する形を取っています。

しかし、メルマガに登録するタイミングは人それぞれです。

毎回、前後で関連性のないメールを配信しているのであれば、これで問題ありません。

しかし、メルマガの構成によっては、新しい購読者さんに一から順に読み進めてもらいたい場合もあります。

そういった場合は、ステップメールが有効となります。

ステップメールは、メール記事ごとに配信日時を設定します。

例えば、一つ目は登録日の○○時、二つ目は翌日の○○時といった具合です。

このシステムにより、わざわざ購読者ごとに別けて配信しなくても自動で順次送ることができるのです。

流れを単純化すると

①配信メールの設定をする

②購読者がつく

③自動でメールが順番に配信される

このうち発行者が行うことは、①の新しくメール記事を書いては時間を設定するだけです。

後は、勝手に読者が増え、勝手にメールが配信されていき、勝手に商品の宣伝が行われていきます。

※もちろん購読者を増やす努力は必要ですが。

こういったシステムから、メルマガはアフィリエイトととても相性が良い媒体なのです。

＜特定電子メール法との関係＞

メルマガを配信するためにはルールがあります。

このルールを定めているのが特定電子メール法です。

正式には、「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」といいます。

発行者はまず、身元を明かす義務があります。

個人での発行であれば

①本名

②住所

③連絡先

企業であれば

①企業名

②会社住所

③連絡先

です。

メール本文に記述しなくても、リンクで専用ページに移動させることも可能です。

ただし、あまりに複雑なリンクを貼り、情報までたどり着きにくい場合も違反の対象となります。

また、きちんと配信停止するための案内を出さなければなりませんし、配信停止希望を出されたメールアドレスに送り続けることも禁止されています。

これらが守られていなければ、懲役や罰金もあり得ます。

なお、こちらの記事ではあくまで解りやすく概要を噛み砕いて説明しております。

詳しい法律内容につきましては、別途お調べください。

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